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ビジネス英語(営業編)|英語と日本語におけるコンテクストの違い

英語はローコンテクスト(Low Context)な言語であると一般的には言われます。それに対して日本語はハイコンテクスト(High Context)な言語です。

もしあなたが海外の取引先と仕事をしている人ならば、本文の内容を読むことで異文化理解が進み仕事でより大きな成果を上げることができるでしょう。

Context の意味は文脈

まずContextというのは日本語で「文脈」という意味です。大辞林を引いてみると次のような説明が載っています。

1. 文における個々の語または個々の文の間の論理的な関係・続き具合。文の脈絡。コンテクスト。 「前後の-から意味を判断する」

2. 一般に、すじみち・脈絡。また、ある事柄の背景や周辺の状況。

(三省堂大辞林より引用)

コンテクストとはつまり空気に近いかもしれません。状況や背景、前後関係のことだと考えればわかりやすいでしょう。

日本語は High Context な文化

日本語は非常にハイコンテクストな言語です。例えば仕事で「先方とうまく調整しておいて」と上司や先輩から言われたことはないでしょうか。

この「調整」とはなんでしょう?非常にいろんな意味を含んでいます。クライアントと直接話して問題を解決しておいてという意味なのか、後日訪問の段取りをつけておいてという意味なのか。

言った本人も指示の具体的な意味をわかっていなかったりもするのですが・・・いろんな解釈ができます。そのくらい日本語は含みの多い言語なのです。

英語は Low Context な文化

ローコンテクストとはつまり文脈的な意味をあまり言語に含まないということなので、Low context(含みの薄い)文化の人と話す時のコツは説明は十分すぎるほどするべしということになります。

例えば英語は日本語に比べてすごく率直だなと思うことがありませんか?YesやNoをはっきり言ったりするのはその典型です。

もちろん英語も文脈的な含みをまったく持たないというわけではありませんが、英語圏の世界では「発信者責任」という考え方があります。

「理解できない」と言われた場合、説明をする側に責任があるという文化です。英語を使って仕事をする人は外国人に「察してもらおう」とは考えない方がいいのです。

英語で仕事をしているときは基本的に相手に私の話は伝わらず、説明の責任は私にあるんだという意識でクライアントとも会話した方がちょうどいいのです。

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Coordinateは日本語で言う「調整」

最後におまけとして日本語で言うところの「調整」と一番しっくり合いそうな単語coordinateを紹介します。coordinateで辞書を引くと次のような説明が記載されています。

物事を調整し、まとめること。(三省堂大辞林より引用)

また英英辞書を引くと次のような説明が出てきて、日本語の「調整」の意味と合うように思います。

To work with someone or with a group of people in order to do something together.(ロングマン英英辞書より引用)

もし実際の仕事で使うなら次のようなフレーズが使えます。

Could you coordinate the meeting with people who have deep experience for the premium brand strategies?
プレミアムブランド戦略について深い経験がある人との会議を調整してくれない?

以上でコンテクストに関する記事は終わりです。

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